どのレンタルサーバーを選んだらいいのか分からない
当サイトでは、
メニューにいろいろな項目があり、比較表もありますが・・
結局どれを選んでいいのか分からない、絞り込めない。
そもそも何を基準に選んだらいいのか分からない。
そういった方のためにこのページでは
『何を基準にして最適なレンタルサーバーを選ぶのか?』
これに焦点をあててお話したいと思いますので、迷ってる方がいらっしゃったら参考にしてください。
このレンタルサーバーがいいよと言えれば簡単ですが、
その人の状況によって最適なレンタルサーバー会社は異なります。
お金が無限にあるなら、より高機能なものを選べばほとんど失敗はしないでしょうが、なかなかそういうわけにもいきませんよね。
そこで、まず1番目の選ぶポイントは『予算』です。
どこまでお金を払えますか?
※法人の場合は選ぶ基準が異なりますので、 法人を選ぶ方は 「法人向けおすすめレンタルサーバー【注意すべき4つのポイント】」 こちらを参考にしてください。
それではレンタルサーバーの選び方 1番目のポイントの予算にいきましょう。
1.予算
月額費用
プランには「月の支払い額」が記載されていますが、支払いについては
基本的に1ヶ月払い、3ヶ月払い、6ヶ月払い、1年払い、2年払い~
となっていてそれを一括で払う事になります。
支払期間が長いほど割引されて安くなる場合が多いので、できれば長期間の契約が望ましいです。
しかし、初めてレンタルサーバー会社と契約をする場合は
数ヶ月くらいの様子を見るのもありかと思います。
初期費用
月額費用以外に多くのレンタルサーバー会社は初期費用が必要となっています。ですので、そのお金についても考える必要があります。
例を出したほうが分かりやすいので例を出しましょう
ロリポップ ライトプランの場合(1年払いの場合)
初期費用1,500円
月額費用250円×12ヶ月
ドメイン代1,500円
1年間の支払は6,000円となります。
これ以外はお金はかからないので、
6,000円払えば1年間レンタルサーバーが使えると考えると結構安いですね。
次はエックスサーバーのx10プランですと
初期費用1,500円
月額1,000円×12ヶ月
ドメイン代1,500円
ドメイン代1,500円
1年間の支払は15,000円となります。
15,000円払えば、初心者に限らず個人が使う場合では高スペックなレンタルサーバーが使えることになります。
予算のまとめ
まずすぐに払える予算額を考えましょう。
20,000円までokなのか?
それとも5,000円までokなのか?3,000円が限度なのか?
予算を決める事でかなり絞り込める事になります。
次はその予算の範囲内でその人に必要なサービスを考えます。
2.サービス
①安定していてかつエラーが少ないサーバー
②分かりやすい管理画面と使いやすさ
③電話サポートがあること
④多くの人が使っている
この4つのポイントを満たしているかが重要となります。
当に①は超重要です。
補足として④は、困った場合に検索で調べたりSNS等で聞いたり、リアルな人に質問して解消する事ができるからです。
3.機能
個人+初心者の場合で必要な機能とは?
①ワードプレスが使用可能であること
→ワードプレスを使わない場合はこの①については必要ありませんが、
多くの人はワードプレスを使ってサイトを作ったりブログを更新したりします。安いプランですとワードプレスが使えない場合がありますので、
機能面では1番最初に「ワードプレスが使用可能」である事を確認しましょう。
②マルチドメイン、サブドメイン
マルチドメイン?サブドメイン?という方は
「マルチドメイン、サブドメインを分かりやすく解説!」こちらを参照していただけるといいかと思います。
簡単にいいますと、マルチドメインの数だけサイトを持つことが出来ますので、複数サイトを運営しようと考えていらっしゃる場合はマルチドメイン、サブドメインの数にも注意しましょう。
複数サイト運営はしない!1個あれば十分という方も、念のためにどのくらいもてるのかだけは確認しておきましょう。
③メールアドレス
Gmailには個数に限りがありますので、
レンタルサーバーと契約をする事でメールアドレスが取得できるのはかなり大きくそして便利です。
基本的にはドメインの数+αあれば十分ですが、例えば数人で1つのドメインでサイトを運営するような場合で、メールアドレスも分けたいと考える場合もあるかもしれませんのでその辺も考えておきましょう。
ただ、最近のレンタルサーバー会社は50個、100個、無制限といった所が多いのですが、一応確認をしておきましょう。
⑤自動バックアップ
注意点
1.自分が誤って消してしまった場合もバックアップできるか?
サーバー会社によっては、自分が誤って消してしまった場合は対応していない所がありますのでここはしっかりと確認をしておきましょう。
(重要です)
2.バックアップに契約は必要かどうか
サーバー会社によっては「バックアップの契約」をしなければバックアップが出来ない所もありますのでここもしっかり確認をしておきましょう。また、そういうところはバックアップの契約をした日以降からバックアップの対象となり、契約以前のデータはバックアップ対象外となります。ですので、データが消えたからバックアップの契約をしてもそれではデータの復旧はできません。毎月バックアップ代を支払う必要があります。
そう考えると、サーバーの月額費用+バックアップ代となり、場合によっては安いサーバーを選んだはずなのにかなりの額を払う事になりかねません。
管理人の考えとしては、データは普通消えませんがもしものためにバックアップは取っておくべきです。
ワードプレスにはプラグインというものがあってそれを使うと簡単にバックアップがとれます。基本的にはそちらで定期的にバックアップをとり、それでもデータの復旧できない場合にある程度高額(1万円くらい)を払ってバックアップをしてもらうのがいいかと思います。
また、初心者のうちはサイト運営(記事更新等)に集中するあまり、バックアップを取らない人が多いのですが、その場合も含めて自動でバックアップをしてくれるレンタルサーバー会社を選ぶのがいいのではないかと思います。
最初のうちはサイト運営でやる事がいっぱいでなかなかバックアップまで手が回りません。落ち着いて余裕が出てきたら自分でバックアップを取る感じでいいのではないかと思います。
少し話がそれますが、
レンタルサーバー会社と契約をしてサイト運営をすると、
やる事が本当に多くて充実した日を過ごすと思います。
すごく楽しいですよ。
大変ですが・・。←この言葉はサイト運営すると分かると思います。
でも楽しい。
話を戻しますね。
⑤転送量
最近のサーバーは基本的に性能がいいので大丈夫ですが、
あまりにこの「転送量」の数値が低い場合は注意が必要です。
転送量・・言い換えれば自分のサイトに人がいっぱい来た場合に耐えられるかどうか?です。
このサイトでは転送量をpv(アクセス数みたいなもの)で換算していますので1日あたりのpvを参考にしてみてください。
また、転送量を考える場合は自分がどんなサイトを作ろうとしているのかを考えてください。
・複数サイト運営を考えている
・中規模以上のサイトを作ろうと考えている
・SNSで拡散力がある人
こういった場合はアクセスが急増してサーバー側でアクセス制限をかけられて一時的にアクセスできない状態になったり、サーバー会社から上位プランへの変更をお願いされる場合もあります。
⑥容量(HDD/SSD)
ここはあまり気にしなくてもいいのですが、ここを売りにしてるレンタルサーバー会社が多い影響でいかにも重要に見えてしまいます。
あえて気にしなくてもいいよという意味で項目を設定しました。
ただし、以下の人は「容量」に注意する必要があります。
・毎回の投稿で画像が50枚や100枚と普通よりもかなり多い場合
・旅行などで撮った写真を使ったサイト(特に解像度の高い場合)
こういった場合は容量に注意することになります。
※あくまで目安ですが、画像は5枚くらいを1MBと考えて計算をしてみてください。
サイト運営の経験がある場合
①サーバーの速さ
経験があるからこそもたつく動きが気になると思います。
ですのでサーバーのレスポンスの速さがどうかを確認してください。
②転送量
ある程度経験があるとアクセスが集まるサイトを作る事も出来ると思います。この場合は転送量の数字はかなり重要となります。
特にSNSで拡散力がある人は記事がバズって大量のアクセスになる可能性もありますので、転送量には注意をしましょう。
バズると通常のアクセスの10倍になる場合もありますので、
転送量を換算した1日のpvに注意をしましょう。
例としては、転送量=1日のpvが3万だとすると、
1日3,000pvのサイトがすぐ出来る人はもう少し転送量があるサーバー会社かプランを変えましょう。
③自動バックアップ
長くサイトを運用しているからこそそこに資産がどんどん構築されていきます。初心者の箇所でもバックアップについては触れましたが、
経験者の場合はバックアップは自分で取り、万が一のためにもレンタルサーバー会社で自動バックアップがついているものを選ぶといいと思います。
2重の安心ですね。
身近な例としては、バックアップは取っていたが実は取れていなかった場合もありましたので2重の安心ということでもレンタルサーバー会社のバックアップは欲しいものです。
サイト運営が長ければ長いほどバックアップは重要となります。
まとめ
以上、レンタルサーバー会社の選び方について説明をしました。
1番目 予算を決める
↓
2番目 サービス面で決める
↓
3番目 機能面を見る
人によって最適なサーバーは異なりますが、
ぜひ参考にしてみてください。