このページではクラウドについて説明をしますので参考にしてください。
『【レンタルサーバー】共用サーバーとvpsの違いって何??』のページでは
共用サーバーとvpsの違いについて説明をしました。
参考にされる方はそちらのページも併せてご確認下さい。
その際、こんな例を出しました。
共用サーバーとvps
実際に生活する場合を例にすると・・
共用サーバーはシェアハウスのようなもので、
その場合は広い部屋(大広間)にみんな一緒にせいかつをするわけで、
当然に自分の部屋はありませんと。
vpsは、自分の部屋が持てるので、
そうすると自分の部屋なので自由に使ってもいいと。
ただし、その部屋の中ではという制限があると。
あまりに好き勝手にやっていると母親に怒られると・・。
さて、今回はクラウドですが、どのような感じになるでしょうか?
クラウドとは・・?
クラウドの場合は、金額設定がすごく広く自由に設定ができますので、
安いものから高級マンションに住むような豪華なイメージになります。
そして、支払いが許す限りそのフロア全部自分のものにもできますし、
さらには上のフロアも自分のものにする事もできます。
個人でお金持ちの人はそういうことをしている人もいますし、
会社が数フロアを独占している事はよくありますよね。
これをサーバーで考えると、イメージのままでいいと思いますが、
自由に使用する範囲を広げる事ができます。
例えばcpuをもっといいものにしたり、回線が遅いからこれにしようなど・・さまざまな事が自由に出来ます。
しかし、金額の幅はとても広く、
共用サーバー程度の金額から専用サーバーと変わらないくらいかかる場合もあります。管理は全て自分で自由にできますが、逆にいうと、全て自分で管理をしないといけません。
ただ、専門知識等がなくてもそれを代わりにやってくれる人もいます。
委託してやってもらうわけですね。
そうすると、クラウドとはいってもサーバー構築の知識経験がなくても利用する事ができます。
なんとなく分かったようなそうでないような・・
クラウドと共用サーバー、vpsの違いって何?
共用サーバー:
サーバー会社がこれでやってねと言われたものだけしかできない。
言い換えればosはこれで、メモリはこれでとその1つに決まっています。
vps:
vpsの場合は共用サーバーと違って一定の枠はあるものの、
osだと10個くらいあるosのうちから自分で洗濯してサーバー等を構築する事ができます。
クラウド:
枠は最初はあるけど、あってないようなもの。
自分で自由に変更・拡張する事ができる。それこそ無限大なほどに。
スマホを例に出すと、自分で自由にアプリをダウンロードしますよね?
それ以上に自由にできるわけです。
さらにクラウドが共用サーバー、vpsと大きく異なるものがあります。
それは料金体系が異なるという事。
共用サーバー、vpsは1ヶ月いくら(月額料金)と決まっていますが、
クラウドは月額料金のほかに時間料金もあります。
簡単な例を出してみましょう。
月額料金だと1,300円
それに対して時間料金は1時間2円
1ヶ月24時間フルに使う・・1,440円
conohaという会社だと、この場合は安い1,300円の料金に自動的になります。
1日2時間を25日使った場合は1ヶ月100円
月額料金だと1,300円、時間だと100円と全く金額が違いますよね。
クラウドはこうした時間料金があるのでうまく使うとすごく安くすむことにもなります。
ある程度知識がある人、またはこれから勉強しようという人はまさにクラウドはうってつけなのである。
まとめ
それではクラウドの良い所、悪い所をまとめてみましょう。
クラウドの長所
①vpsの良い所をとってさらに、
メモリの増設、コアの拡大、容量の拡大など自由自在に拡張をする事ができる。
②クラウドはオプションがかなり豊富にあり、
これもあれもと入れるととんでもない額になるが、
オプションは最低限のものにし、時間料金をうまく使うとそのコストパフォーマンスは共用サーバー、vpsのそれを遥かに凌ぐ事になります。
※メインとなるサーバー、オプションの金額はサーバー会社によってかなり異なりますので、自分に適切なサーバー会社を選びましょう。
③複数のサーバーを接続できたりとやれることは無限と言っていいほどある。
クラウドの短所
①専門知識がある人、またはこれから勉強が出来る人、もしくは代行(委託)するお金がある人に限られる。
②不具合があった場合も自分で対応する事になる。
③短所ではないが、やりたい事をやろうとするとお金はかなりかかることになる。
最後に
いかがでしたか?
専門知識等の壁があるためクラウドにはなかなか参入しにくいところはありますが、そのため各サーバー会社は月額料金と時間料金を設けたりと安くなるような工夫をしている事が分かる。
知識またはその努力があれば共用サーバーよりもものすごくコストパフォーマンスの高いサーバーが手に入ることになります。
そうやってサーバー会社を立ち上げたりしている所もありますね。
これから法人サイトの構築、中規模サイト以上
動画・音楽配信サイト、アプリケーションサイト
オンラインゲームサイトを作ろうとしている人は
クラウドに挑戦してみてはいかがですか?
以上、クラウドの解説でした。
参考になれば幸いです。